カーボローディング、カーボディプリートって??
カーボローディング、カーボディプリートって??
こんにちは!FITNESSGYM ARMY 新井原です。
先月はベストボディ•ジャパン前橋大会に出場し、減量生活が一段楽して、好きな物を食べれる生活に戻ったので「食」のありがたみを実感しております。
今回は僕も大会出場に伴い、減量中に行った「カーボディプリート、カーボローディング」について書いてみました。よかったら読んでみてください(^^)
カーボディプリートって??
「カーボディプリート」とは、炭水化物を取らないことで糖質をできるだけ摂取制限することにより、筋グリコーゲンという形で貯蔵されている糖質を一時的に枯渇させるという行為です。
行う期間としては一般的には日曜日に大会当日を迎える(筋肉を見せたい日)として、
最初の3日間、月・火・水曜日にこのカーボディプリートを行うのが一般的です。
その後に行う行為を「カーボローディング」といいます。次の項目でみていきましょう(^^)
カーボローディングって??
「カーボローディング」とは、カーボディプリートとは対象に炭水化物を大量に摂取する行為です。
段階的にはカーボディプリートを最初の3日間で行ったら、最後の3日間でこのカーボローディングを行うということが一般的です。
あれだけ摂取制限をしていた炭水化物をどうして大量に摂取するの?と思う人もいるでしょう。
炭水化物を大量に摂取する理由としてカーボディプリートで筋グリコーゲンが枯渇した状態の体が、反応としてはそれまでの反動で通常よりも多くの筋グリコーゲンを体内に蓄えようとしてくれるのです。
その結果、大量の炭水化物を摂取することが筋肉が張ることにつながり、筋肉を大きく見せることができるように繋がります。
このように、カーボディプリートとカーボローディングは1つになって成り立つという事ができます。
カーボディプリート中の食事
カーボディプリート中の食事では、糖質を成分のレベルで徹底的に削っていくので、通常のトレーニングで摂取している食事よりさらに気を使わなければいけません。
まず、糖質を大量に含んでいる炭水化物は完全にカットしなければなりません。
なぜなら先述の通り筋グリコーゲンは糖質が貯蔵されたものなので、こちらを一時的に枯渇させる必要があるからです。
糖質を成分レベルで抑えるのがこのカーボディプリートですから、期間中の炭水化物摂取は避けなければいけません。
摂取して良い食品
カーボディプリート中の食事は、たんぱく質を豊富に含み、糖質が非常に少ない食品の摂取に限定されます。
具体的におススメできる食品は、牛肉、卵、鮭、鶏肉、マグロ、タコなどです。
これらの食品はダイエットのための食品としても優秀で、糖質の心配をすること無くたんぱく質を摂取する事が可能です。
例えば、食事メニューの例として一食にゆで卵・焼き鮭、ササミサラダ(ドレッシングはノンオイル)を摂取するというのも良いと思います。
カーボディプリート中のトレーニング
炭水化物というエネルギー源を絶ったままのトレーニングは自分も経験しましたがとても辛いです。
カーボディプリート中のトレーニングはいつものトレーニングと変わらない、またはハードに行う必要があります。
体の中の糖を使い切るために徹底的に追い込む必要があり、そこは我慢と根性でトレーニングします(笑)
カーボディプリート中は、摂取カロリーを減らして、かつ体からエネルギーも無くす、使い切るようにトレーニングします。
カーボディプリートは基本的に3日間行うものなので、トレーニングも3日間行います。
3日目になるとフラフラで今まで浮き出ていた血管も消えて死んだようになってしまい見えなくなるといった状態になりますが、そのような状態になることが重要です。
水分を必要としないカラダづくりをする
人間の体は、水分が多いと浮腫んできます。
この浮腫みが発生してしまうとせっかく鍛えた筋肉が見えにくくなってしまいます。
これを防ぐためには体から水分を排出しなければいけません。
では、どのようにして体の水分を抜くのか。
水分摂取を絶ってしまうと体を壊してしまう恐れもあります。
そうならないためにも必要なのは水分を必要としない体作りです。
人間の体は塩分が多いと、それを薄めるために水分を貯めようとする動きが働きます。
そこで、体から水分を抜くには体内の塩分濃度を低くする事が先決です。つまり、摂取する塩分を控えれば良いというわけです。
塩分摂取を控えると体から尿として余計な水分が排出されます。
結果として、浮腫みのない綺麗な体になることができます。
カーボローディング中にこの塩抜きを2-3日間かけて行えば、しっかりとカットの出た筋肉を見せることができます。
ただし、塩抜きは健康上の問題もありあまり過度にやってはいけませんので注意しましょう。
まとめ
カーボディプリートは、決して楽なものではありません。
日頃厳しいトレーニングに励んでいる人の減量末期に踏ん張りの必要な非常に厳しい行為です。
行う時は、それ相応の覚悟を持って行う必要があります。
しかし、終了した時の喜びはそれに勝るものがありました。
自分も大会を終えて結果的に予選敗退でしたので、本来であれば悔しくなければいけないのですが、それとは別にこの減量を通じてカーボディプリートも含めてやり切ったという事が1番の大きな強みとなりました。
来年の大会出場に向けて、また減量の中で試行錯誤をしながら取り組んでいければと思います。
この記事へのコメントはありません。